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浄土真宗本願寺派 善教寺

曇鸞大師(どんらんだいし)HEADLINE

中国山西省雁門
478年〜542年
雁門、玄中寺、論註主
著述:『往生論註』『讃阿弥陀仏偈』
発揮:「顕示他力は雁門の功」
 (報土の因果誓願に顕す 
  往還の回向は他力による)
 
自力他力

お正信偈より

 曇鸞大師は、梁の武帝が常に菩薩と仰がれた方である。菩提流支三蔵から浄土の経典を授けられたので、仙経を焼き捨てて浄土の教えに帰依された。天親菩薩の『浄土論』を註釈して、浄土に往生する因も果も阿弥陀仏の誓願によることを明らかにし、往相も還相も他力の回向であると示された。「浄土へ往生するための因は、ただ信心一つである。煩悩具足の凡夫でもこの信心を得たなら、仏のさとりを開くことができる。はかり知れない光明の浄土に至ると、あらゆる迷いの衆生を導くことができる」と述べられた。

  本師曇鸞梁天子  常向鸞処菩薩礼  三蔵流支受浄経
  焚焼仙経帰楽邦  天親菩薩論註解  報土因果顕誓願
  往還回向由他力  正定之因唯信心  惑染凡夫信心発
  証知生死即涅槃  必至無量光明土  諸有衆生皆普化








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