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浄土真宗本願寺派 善教寺

道綽禅師(どうしゃくぜんじ)HEADLINE

中国山西省文水
562年〜645年
西河
著述:『安楽集』
発揮:「二門廃立は西河の功」
 (道綽、聖道の証しがたきことを決して
  ただ浄土の通入すべきことを明かす)
 
聖浄二門判

お正信偈より

 道綽禅師は、聖道門の教えによってさとるのは難しく、浄土門の教えによってのみさとりにいたれることができることを明らかにされた。自力の行はいくら修めても劣っているとして、ひとすじにあらゆる功徳をそなえた名号を称えることをお勧めになる。
 三信と三不信の教えを懇切に示し、正法・像法・末法・法滅、いつの時代においても、本願念仏の法は変わらず人々を救い続けることをあかされる。「たとえ生涯悪をつくり続けても、阿弥陀仏の本願を信じれば、浄土に往生しこの上ないさとりを開く」と述べられた。

  道綽決聖道難証  唯明浄土可通入  万善自力貶勤修
  円満徳号勧専称  三不三信誨慇懃  像末法滅同悲引
  一生造悪値弘誓  至案養界証妙果


 ※三 信…淳心・一心・相続心
 ※三不信…信心が淳(あつ)くない=信心不淳
      信心が一つでない  =信心不一
      信心が相続しない  =信心不相続






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