本文へスキップ

浄土真宗本願寺派 善教寺

ユダヤ教  JudaismHEADLINE

○経典:(旧約)聖書、タルムード
○信仰対象:ヤハウェ 

・最初の人類としてアダムとイブを創る

・エデンの園に住んでいたが、禁断の木の実を食べた罪で楽園を
 追放される

・二人の子孫は繁栄するが、神を怒らせるようなことをしたため、
 神は大洪水を起こしてノア以外の人間を滅ぼす

・ノアの子孫は地中海沿いに定住する。

・紀元前13世紀頃、カナーンで飢饉が起きて、ユダヤ人は
 エジプトに向かう。

・エジプトの地で、ユダヤ人は奴隷とされてしまう。

・モーセは神から預言者に任じられ、エジプトのユダヤ人を救う
 使命を与えられ、南パレスティナから再びエジプトへ戻る。

・モーセはエジプトの国王ファラオに奴隷解放を要求するが
 認められず、自らユダヤの人々を率いてエジプトを脱出する。
 その数は120万人以上。

・モーセはシナイ山で、神と「ユダヤ人は数多いる神の中でも
 ヤーウェを唯一絶対の存在とする」という契約を結ぶ。

・脱出後、神から約束された地のカナーンに戻ろうとするが、
 すでに先住民族がいたため、その後約40年間荒野を旅する。

・モーセの死後、後継者のヨシュアが神の命をうけ、カナーンの
 先住民を皆殺しにし、領土を12の部族に分割した。
 (出エジプト)

・紀元前千年頃、ユダヤ人のダビデ王が登場し、大帝国である
 イスラエル王国を建設し、エルサレムを首都とした。

・ダビデ王の息子のソロモンがエルサレムのシオンの丘に神殿を
 建立する。

・200年後、イスラエル王国はアッシリアに滅ぼされる。

・ユダ王国も滅ぼされ、エルサレム神殿も破壊される。人々は
 バビロニアに強制移住させられる。(バビロン捕囚)

・バビロン捕囚は紀元前539年頃ペルシア王によって解放され、
 一部のユダヤ人は故郷へ帰り、エルサレム神殿を再興
(第二神殿)した。

・紀元前1世紀頃、ローマの支配下におかれ、属州にされる。
 その後、ローマからの独立を企てたが鎮圧され、第二神殿が破壊
 された。ユダヤ人は国を失い、永年にわたる流浪と迫害の生活が
 始まる。

□十戒
モーセがシナイ山で神と結んだ契約
 1.私をおいて、他に神があってはならない。
 2.いかなる像も造ってはならない。それに向かってひれ伏した
   り、仕えてはならない。私を否むものには罪を子孫に三代、
   四代までも問うが、私を慈しむものには幾千代にも及ぶ慈し
   みを与える。
 3.神の名をみだりに唱えてはならない。みだりに唱えるものを
   罰せずにはおかれない。
 4.安息日を心にとめ、これを聖別せよ。六日間働いて、七日目
   はあなたの神、主の休息日であるから、いかなる仕事もして
   はならない。六日の間に主は天と地と海と、そこにあるもの
   全てを造り、七日目に休まれたから、主は七日目を聖別して
   祝福されたのである。
 5.父母を敬え。
 6.殺してはならない。
 7.姦淫してはならない。
 8.盗んではならない。
 9.隣人に対して、偽証してはならない。
10.隣人の家を欲してはならない。隣人の一切のものを欲しては
   ならない。

□六一三条の戒律
 ○生活全般に及び、食事、衣類、住居などについて。
 例)魚類ではひれやうろこのないものは、食べてはならない。
 例)鳥類は以下のものは食べてはならない。ハゲ鷲、ヒゲ鷲、
   鳶、ハヤブサ、烏、鷲みみずく・・・
 例)動物で食べてもよいものは、ひづめが分かれ、完全に割れて
   おり、反すうするものである。