信一念義（しんいちねんぎ）HEADLINE
【題意】
第十八願成就文には「聞其名号 信心歓喜 乃至一念」と述べられているが、この「一念」について宗祖の説示の意味を考察し、往生成仏が決定するのは、名号を聞信する一念の時、すなわち信一念であることを明らかにして、信心一つが往生成仏の因であることを明確にする。
○「乃至」＝一生涯にわたる信心の相続
○「一念」＝信心が開けおこる最初の時
【結び】
第十八願成就文の「一念」とは「信の一念」をあらわすもので、信心のはじまりの時を意味する。そして信心のはじまりの時が往生成仏の決定する時であること、つまり受法と得益が同時であることは、往生成仏を決定するものは信心のほかにはないことを示す。
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第十八願成就文には「聞其名号 信心歓喜 乃至一念」と述べられているが、この「一念」について宗祖の説示の意味を考察し、往生成仏が決定するのは、名号を聞信する一念の時、すなわち信一念であることを明らかにして、信心一つが往生成仏の因であることを明確にする。
○「乃至」＝一生涯にわたる信心の相続
○「一念」＝信心が開けおこる最初の時
【結び】
第十八願成就文の「一念」とは「信の一念」をあらわすもので、信心のはじまりの時を意味する。そして信心のはじまりの時が往生成仏の決定する時であること、つまり受法と得益が同時であることは、往生成仏を決定するものは信心のほかにはないことを示す。
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