本文へスキップ

浄土真宗本願寺派 善教寺

天親菩薩(てんじんぼさつ)HEADLINE

北インド
400年〜480年頃
ヴァスバンドゥ、北天
著述:『浄土論』
発揮:「宣布一心は北天の功」
(広く本願力の回向によりて、群生を度せんがために一心を彰す)
 一心の宣布

お正信偈より

 天親菩薩は浄土論を著して、「無碍光如来に帰依したてまつる」と述べられた。浄土の経典にもとづいて阿弥陀仏のまことをあらわされ、横超のすぐれた誓願を広くお示しになり本願力の回向によってすべてのものを救うために、一心すなわち他力の信心の徳を明らかにされた。「本願の名号に帰し、大いなる功徳の海に入れば、浄土に往生する身と定まる。阿弥陀仏の浄土に往生すれば、ただちに真如をさとった身となり、さらに迷いの世界に還り、神通力をあらわして自在に衆生を救うことができる」と述べられた。

  天親菩薩造論説  帰命無碍光如来  依修多羅顕真実
  光闡横超大誓願  広由本願力回向  為度群生彰一心
  帰入功徳大宝海  必獲入大会衆数  得至蓮華蔵世界
  即証真如法性身  遊煩悩林現神通  入生死薗示応化








                                          戻 る