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浄土真宗本願寺派 善教寺

右穴ケ浴 (うながえき)HEADLINE


 高木屋(たかごや)を過ぎると、舗装は終わります。先日のテレビスタッフのタイヤはパンクしました。
 明専寺下の広場です。右上に上がると明専寺。
 (右上)明専寺への参道。             (左下)廃屋の上に草木が覆い被さっています。
 至る所に石垣があり、当時の賑わいの一片を残しています。
 ここは共用の水場だったそうです。かつての往来は自然に埋め尽くされています。
 山肌には植林された杉や檜が多数。
 明専寺の池があった辺りです。             明専寺から下を見た風景。
 写真右はかつて本堂があった場所。石碑がなければ、わからなくなっています。
 比較してみると、こうなります。このような状態、時代になるとは誰も思わなかったのではないでしょう か。何百年もこの山で賑やかな生活が当たり前だったのですから。
 階段上の石の山門はかろうじて残っています。
 明専寺の参道(階段)です。なんとか、まだ階段がわかります。階段のまわりには、有事の際に槍を作るため、矢竹が植えられています。矢竹は普通のものより細く、先が尖ります。有事の際とは、源平合戦の遺恨に起因します。
 昔の右穴ケ浴の写真は「寺史」に載せています。